2019年に映画「ボヘミアン・ラプソディ」が公開され、日本を含め、世界中でクイーンブームが再燃し、その熱は今も尚冷める事なく続いています。
そして日本でも2020年1月に埼玉・大阪・愛知でクイーンの「ザ・ラプソディツアー」が行われる事となり、早くもチケットは残りわずかに。
映画の感動が今度はライブで体感できるチャンスですね!
そのクイーンの来日公演でクイーンのボーカルを務めるのはアダム・ランバートというアーティストです。
実は長らくクイーンのボーカルを務めているのですが、映画きっかけでクイーンを聞くようになった方はアダム・ランバートをご存知ない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はアダム・ランバートの経歴やプロフィール、代表曲について紹介します。
目次
アダム・ランバート詳細
アダム・ランバート、『ボヘミアン・ラプソディ』主演のラミ・マレックを絶賛 https://t.co/NBeNNMnKSM pic.twitter.com/1JWycUf4RP
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2018年8月22日
アダム・ランバートの経歴
舞台俳優時代
アダム・ランバートは10歳の頃から舞台俳優として活動していました。
当時住んでいたサンディエゴでは「きみはいい人 チャーリーブラウン」に出演。
普通の演劇だけでなく、ミュージカルにも高校卒業までにいくつか出演していました。
代表的な作品としては「ミュージックマン」「グリース」「ハロードリー」「キャメロット」など。
高校卒業後は大学に進学しますが、数週間で中退して、クルーズ客船のシンガーとして働いていました。ミュージカルをやっていただけあって若い時から歌声は素晴らしいものがあったんでしょうね☆
その後もその素晴らしい歌声を活かして、21歳でミュージカル「ヘアー」のツアーキャストとして6ヶ月間ヨーロッパを回ったり、2004年にはミュージカル「ブリガドーン」「110 in the shade」「The Ten Commandments:The Musical」に出演。
そして2005年から2008年にかけては、日本人にも知っている方が多いミュージカル作品である、「ウィケッド」にも出演されていたんです。
アダム・ランバートは舞台俳優としてミュージカルで輝かしい経歴の持ち主なんですね!
クイーンのボーカルになった経緯
アダム・ランバートはミュージカルをしながら並行してロックバンド「The Citizen Vain」のフロントマン(ボーカル)として活動していました。
まだアマチュアバンドとして活動していたアダム・ランバートは、2009年にオーディション番組の『アメリカン・アイドル シーズン8』に出演し、準優勝し、番組史上最高の賞賛と注目を浴びたのです。
またこの番組のサンフランシスコで行われたオーディションではクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を歌ったそうです。
そしてこの番組の決勝の結果発表の前に、アダム・ランバートはクイーンのオリジナルメンバーのギタリスト、ブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーの演奏で、『アメリカン・アイドル シーズン8』の優勝者であるクリス・アレンとともにクイーンの名曲「伝説のチャンピオン」を歌いました。
これがきっかけで、アダム・ランバートはクイーンのメンバーから新しいフロントマンとして誘われ、これを受けて彼はクイーンのボーカルとして仲間入りしたのです。
また彼はこの番組の出演中に流出した写真から同性愛者ではないかという噂が広がり、アダム・ランバートはそれを事実だと認めました。
またしてもクイーンのフロントマンが同性愛者という偶然がありました。でもこれはフレディ・マーキュリーがアダム・ランバートを選んだ必然なのかもしれませんね。
ソロアーティストとしての活動
アダム・ランバートは『アメリカン・アイドル シーズン8』で準優勝し、ソロアーティストとしての活動も開始。
2009年11月23日にデビューアルバム「For Your Entertainment」をリリースしました。
また1stシングル「Time for Miracles」は映画「2012」のサントラとして使用されています。
日本では2010年3月10日に「For Your Entertainment」がDVD付きのスペシャルエディションとして発売されました。
このアルバムのプロモーションで来日した時には、「エルビス・プレスリーの再来」「神の声域を持つ世紀のヴォーカリスト」「過激な貴公子」と称され、日本でもかなり注目されていましたね。
2010年はアダム・ランバートにとって飛躍の年となり、6月〜12月にかけては初のワールドツアーを行い、ファーストアルバムに収録されている「Whatayama Want From Me」がグラミー賞「最優秀男性ポップボーカル」にノミネートされました。
2012年3月15日に発売されたセカンドアルバム「TRESPASSING」は全米ビルボード総合アルバムチャート1位を獲得し、ゲイを公表しているアーティストとしては初の快挙となったのです。
その後はソロアーティストとして2013年、2016年にツアーを行っていますが、2016年以降はクイーンのフロントマンとしての活動がメインとなっています。
クイーンとしての活動
クイーンとして活動が初めて行われたのは、2011年11月6日に北アイルランド・ベルファストで開催されたMTV Europe Music Awardsで共演した時です。
2012年からはクイーン+アダム・ランバートとして現在に至るまで、毎年ツアーやフェスなどに出演しています。
アダム・ランバートのプロフィール
■本名 アダム・ミッチェル・ランバート
■生年月日 1982年1月29日(2019年6月時点 37歳)
■出身地 アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ
■レーベル EMPIRE
■事務所 PHILYMACK
アダム・ランバートの代表曲
Another Lonely night
アダム・ランバートの代表曲で、最も人気があるのは「Another Lonely Night」です。
この曲は関係がうまくいかなかった時の心情を描いた1曲となっています。
Whatayama Want From Me
次におすすめなのは、グラミー賞にノミネートされた「Whatayama Want From Me」は聴いておいて間違いない1曲です。
For Your Entertainment
デビューアルバムのタイトルにもなった、この1曲はアダム・ランバートを知る上では外せまん。
上記代表曲はこちらのアルバムに収録されています。
アダム・ランバート版のクイーンのアルバム
クイーン+アダム・ランバートのアルバムは2014年に日本で行われたサマソニに出演した時の映像を収録したDVD+CDといった物が発売されています。
アダム・ランバート(クイーン・ボーカル)の経歴やプロフィール、代表曲を紹介のまとめ
クイーンといえばフレディ・マーキュリー無しでは考えられませんが、その跡を継ぐアダム・ランバートも素晴らしいアーティストで素晴らしい歌声の持ち主です。
今も尚クイーンの楽曲をライブで聴くことができるのはアダム・ランバートがいなければ叶いませんでした。
これからもソロアーティストとしてもクイーンのボーカルとしても活躍を期待したいですね☆
以上、アダム・ランバート(クイーン・ボーカル)の経歴やプロフィール、代表曲を紹介のまとめでした。